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調査日: 2026年8月21日/最終更新日: 2026年10月2日(2026年9月15日に、両社のキャンペーン価格が並んだと書いた段落へ、the SILKの月額1,980円が2026年9月14日時点では公式サイトに掲出されていないことを併記しました。リントスルの特別価格は同日の再確認でも公式と一致しています。2026年9月14日にthe SILKの特別価格が公式サイトに掲出されていないことを確認し、両社のキャンペーン比較段落のうちthe SILKの1文と文頭の前提を時点つきの記述へ書き換えました。リントスルとピラティスミーの条件は同日の再確認で公式と一致しています。2026年9月6日にはthe SILKの施設利用料700円を、公式の料金ページでの掲出位置に合わせてグループのプラン限定へ改め、パーソナルへの適用は公式6ページから確認できない旨を月額プランの注記に追記。同じ700円を冒頭の比較カードにも明記し、利用規約第15条第1項と予約サイトのキャンペーン告知の引用を、原文の一文全体に戻した。9月4日は休会手数料の金額についての表現を「公式に記載なし」へ統一し、体験料金の表記を0円に統一。リントスルの特別価格とキャンペーン期間、およびそれを前提にした試算と結論を2026年9月2日に公式料金ページ・キャンペーンLPで再照合して差し替え。the SILKの退会締め日は同日に利用規約と特定商取引法に基づく表記を読み直し、公式内で割れているという旧判定を取り消し。その他の項目は2026年8月21日から28日にかけての照合内容。公式FAQと利用規約から引いた引用の全半角を原文どおりに直し、解約金の上限額の表記から脱落していた一字を補いました。10月1日は、料金・体験申込・向き不向きの各節で、作業の記録として書いていた記述を取り下げ、説明の形に改めました。料金と規定の内容は変えていません。10月2日は、取り下げの漏れを直し、あわせて口コミを数えて分類したとしていた件数のうち、取得の記録を確認できないものを取り下げました。10月2日には、2026年9月14日確認時に公式サイトへの掲出がなくなったthe SILKのキャンペーンの条件を、確認日つきの記録の書き方に改めました。1年目と26ヶ月の総額の表は、the SILKの行を2026年8月の条件の記録と明記しました。10月2日は、リントスルのライト・フルタイムの月額を2026年10月2日に確認した公式料金ページの表記(10,800〜15,800円)に改め、ライトの試算がthe SILKの店舗がある地域の下限13,800円の店舗で計算したものであることを書き添えました。月8回の1回単価の差を3倍近くとしていた誤りは、約2倍に直しました。)
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更新内容: the SILKの月額プランの注記を書き直し、施設利用料700円がどのプランにかかるのかを、公式の料金ページでの掲出位置に合わせて整理しました。
女性向けマシンピラティスの2大候補、the SILK(ザシルク)とリントスル(Rintosull)で迷っていませんか。片方は全国44店舗、もう片方は260店舗以上。ただし店舗数の差は、通う駅が決まっている人にはほとんど意味を持ちません。この記事では両社の公式情報を同じ深さで照合し、8つの判断軸で違いを整理します。結論を左右するのは、通う頻度と、やめるときの条件です。
この記事でわかること
・週1回・週2回・通い放題の3条件で再計算した年間総額(2026年8月21日照合)
・全国44店舗と260店舗以上という差の中身と、同一駅での実際の並び
・Googleマップ10店舗2,770件の評価と、言及テーマの構成比の違い
・キャンペーンの解約金と拘束期間の長さがどう違うか(the SILKの28,000円は2026年8月時点の条件)
・体験申込フローの手間の差と、どちらを選ぶかの8つの判断軸
※本記事の料金・店舗数・規定は2026年8月25日時点の公式サイト掲載情報です。変動が速い項目のため、申し込み前に各公式サイトで最新の条件をご確認ください。
先に費用の結論だけ書いておきます。同じ通う回数で比べるかぎり、1年目の総額はどの条件でもリントスルのほうが安く収まります。週2回なら年50,000円から101,600円の差です(初期費用込み・2026年8月25日照合)。ただし通える範囲と空間の質を上位に置くならthe SILKが残ります。
- 月4回プランの月額8,800円〜(店舗により変動)
- 休会は1ヶ月単位・月2,600円と金額を公式が開示
- 同時予約枠を会員種別ごとに1〜6件と公式FAQに明記
通う頻度が決まっていて、同じ回数で比べた年間総額を最優先したい人向きです。
※解約と休会は前月15日までに登録メイン店舗への来店が必要で、運営管理費680円が毎月かかり、キャンペーンで入ると途中解約金(上限25,000円)の対象になります(2026年10月2日確認)。
※料金・特典は2026年10月2日に公式サイトで確認した内容です。一部店舗は対象外です。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
- 通常入会に最低契約期間・解約金の条項はありません
- グループとパーソナル(Private 2〜6)を併設
- エリアB在籍でもエリアA店舗を1回550円で利用可
通える駅に店舗があり、空間の質とパーソナル併用の選択肢を上位に置く人向きです。
※キャンペーンで入会する場合は、継続期間と解約金の条件が付くことがあります(2026年8月時点のキャンペーンは特別価格終了後24ヶ月の継続と、期間内の解約で28,000円でした。9月14日確認時は掲出なし)。休会手数料の金額は公式に出ていません。グループのプランには施設利用料700円が毎月かかります(パーソナルへの適用は公式で確認できません)。
※カード内の条件と金額は2026年8月25日照合・税込です。
the SILKとリントスルを8項目で比較した結果
先に結論を全部出します。両社を8つの判断軸で並べた表が下記です。金額・店舗数・規定はすべて2026年8月21日に公式サイトで照合した値で、Googleマップの評価は同日9時20分から9時33分にかけて取得した値です。
| 判断軸 | the SILK 口コミ記事 |
リントスル 口コミ記事 |
優位 |
|---|---|---|---|
| 業態・形式 | グループ+パーソナル併設(2026年8月21日確認) | グループ(インストラクター×映像・2026年8月21日確認) | 条件次第 |
| 1クラスの定員 | 公式6ページに記載を確認できず(2026年8月25日時点) | 公式サイトに記載を確認できず(2026年8月21日時点) | 引き分け |
| 年間総額(週2回・1年目) | 251,860〜287,860円(初期費用12,100円を含む・2026年8月25日再照合の掲載価格で試算) | 186,260〜222,260円(ライト・フルタイムは13,800円の店舗で計算・2026年8月21日照合の掲載価格で試算) | リントスル |
| 店舗網 | 全国44店舗(2026年7月現在・公式トップ) | 全国260店舗以上・LAVA店内含む(2026年8月21日確認) | リントスル |
| 予約仕様の公開度 | パーソナルの予約メニューのみ公開・グループ分は確認できず(2026年8月25日時点) | 同時予約1〜6件を会員種別ごとに明記(2026年8月21日確認) | リントスル |
| 解約・休会 | キャンペーン入会時のみ解約金28,000円・特別価格終了後24ヶ月継続。通常入会は最低契約期間の定めなし(2026年8月25日確認。キャンペーンの条件は9月14日確認時は掲出なし) | 途中解約金は差額分で上限25,000円・休会月2,600円(2026年8月21日確認) | リントスル(2026年8月のキャンペーンの拘束期間26ヶ月対15ヶ月・休会費の金額開示。ただし締め日・手続き・休会の可否は両社とも公表) |
| 体験申込 | 公式サイトの店舗ページから予約(2026年8月21日確認) | LAVAアプリまたはマイページから予約(2026年8月21日確認) | 条件次第 |
| 口コミの言及テーマ | マシン・音楽・施設が上位(2026年8月21日確認) | 体・腹筋・笑顔が上位(2026年8月21日確認) | 引き分け |
8項目のうち4項目でリントスルが有利、2項目が条件次第、2項目が引き分けという分布でした。ただし勝ち方の中身が偏っています。リントスルが取った4項目は費用と開示に関するもので、体験の質や空間の作り込みは、この表の物差しでは測っていません。
表を3行にまとめます。1つ目、同じ通う回数どうしなら費用はどの条件でもリントスルが安くなります。週2回・1年目の差は50,000円から101,600円です。初期費用は両社ともほぼ同額なので、プランをまたいでも順番は入れ替わりません(後述します)。2つ目、店舗数は260対44でリントスルの圧勝ですが、新宿・吉祥寺・横浜のように両社が同じ駅に並ぶエリアでは差が消えます。3つ目、やめるときの条件は、金額の重さでthe SILK、手続きの面倒さでリントスルという別方向の負担があります。
先に決めるのは「週何回通うか」と「いつまで続けるか」
どちらが安いかという質問には、頻度を決めないと答えられません。月4回で足りる人ならリントスルの4プラン、週2回以上ならライトプラン、というようにリントスル側でもプランが変わります。the SILKも月3回のLight 3から無制限のFullまで4段階あり、選ぶプランで年間14万円近い開きが出ます。頻度を先に決めてから金額表を見る順番にすると、比較が一気に単純になります。
続いて期間です。the SILKのサマーキャンペーンは特別価格の2ヶ月が終わったあと24ヶ月の継続が条件で、実質26ヶ月の付き合いになる形でした(9月14日確認時は掲出なし)。リントスルのキャンペーンも公式料金ページに「特典の適用には、特別価格終了後12ヶ月間の継続が必要です」と明記されており、特別価格3ヶ月と合わせて実質15ヶ月です(2026年8月21日確認)。どちらも長さは公開されていて、この時点では26ヶ月と15ヶ月の差がありました。キャンペーンで入るなら、2年先の生活が読めない人ほど、継続期間の差は無視できません。
先に伝えておきたい引き分けの2項目と、当サイトの立場
調べていて意外だったのは、引き分けになった項目が2つあったことです。1つはレッスンの定員で、両社とも公式サイトに具体的な人数の記載を見つけられませんでした。もう1つは月会費の外側にかかる毎月の固定費で、the SILKは施設利用料700円、リントスルは運営管理費680円と、20円しか違いません。どちらも「グループレッスンは何人まで?」という問いに公式は答えていないので、この点は体験当日に自分で聞くしかない部分です。
利害関係も先に書いておきます。当サイト(ピラティスの調べ)はアフィリエイト広告による収入で運営していますが、2026年8月21日時点では、the SILK・リントスルを含め、この記事で名前を出すどのブランドとも広告提携は成立していません。今後提携が成立した場合も、提携の有無で評価の順番を変えることはしませんし、本文中のリンクを広告リンクに切り替えるときは直前に(PR)と表示します。そのうえで両社の公式料金ページ・公式FAQ・店舗ページを同じ順序で開き、同じ項目を拾うところまで手順を固定しました。同じ通う回数どうしで比べた費用はどの条件でもリントスルが勝ち、開示の粒度では項目ごとに勝敗が割れました。その順序を崩さずに拾った先に出てきた並びです。
両社それぞれの評判をもっと詳しく見たい方は、the SILKの口コミ評判を調査した記事とリントスルの口コミを調べた記事もあわせてご覧ください。この記事では2社の差分だけに絞ってお伝えします。
1.料金を同条件で比較|週1・週2・通い放題の年間総額
ここが本題です。月会費を横に並べただけの比較表では、初期費用とプランごとの回数上限が消えてしまいます。同じ条件に揃えて年間総額まで出しました。
両社の月額プラン(2026年8月21日照合)
the SILK公式サイトの料金ページを2026年8月21日に照合した結果です。同社は2026年4月からエリアA・エリアBの2区分制を採用しており、所属店舗によって同じプランでも月額が変わります。
| プラン | 回数 | エリアA(税込) | エリアB(税込) |
|---|---|---|---|
| Light 3 | 月3回 | 13,280円 | 12,280円 |
| Standard 4 | 月4回 | 15,280円 | 14,370円 |
| Full (Day) | 平日日中に開始する回は無制限 | 19,280円 | 17,780円 |
| Full | 1日1回まで無制限 | 22,280円 | 19,980円 |
※上表のグループ4プランには、施設利用料が毎月700円(税込・2026年8月21日時点)別途かかります。この注記は料金ページのグループのブロックにだけ置かれ、パーソナルのブロックにはありません。パーソナルにも700円がかかるのかどうかは、公式6ページを開いても確認できませんでした(2026年9月6日時点)。パーソナルを検討している人は、体験当日に施設利用料の有無を確認してください。パーソナルはPrivate 2が月22,000円、Private 4が月37,400円です(いずれも税込・2026年8月21日時点)。この記事の年間総額はすべてグループプランの試算で、パーソナルには700円を足していません。
続いてリントスル公式サイトの料金ページです。こちらは店舗の立地グレードによって月額に幅があり、同じプランでも契約店舗で金額が変わる設計になっています。
| プラン | 利用範囲 | 回数 | 月額(税込) |
|---|---|---|---|
| 4・フルタイム | Rintosull 1店舗 | 月4回 | 8,800〜10,800円 |
| ライト・フルタイム | Rintosull 2店舗 | 通い放題 | 10,800〜15,800円(2026年10月2日確認) |
| プレミアム フリー・フルタイム | 系列全店舗 | 通い放題 | 16,800円 |
※運営管理費が毎月680円(税込・2026年8月21日時点)。初期費用は入会金5,000円、マンスリーメンバー登録金5,000円、施設使用料2,500円の合計12,500円で、キャンペーン期間中は入会金と登録金が0円になります(いずれも税込・同日時点)。ライト・フルタイムが10,800円の店舗は、LAVAの店舗内にあるスタジオなど一部の店舗です。the SILKの店舗がある東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府では13,800円からで(2026年10月2日確認)、この記事のライト・フルタイムの試算は13,800円の店舗で計算しています。
2社の料金表を並べて最初に目についたのは、地域差の付け方が正反対だったことです。the SILKは店舗を2グループに分けて金額を2種類に固定し、リントスルは店舗ごとに幅を持たせています。どちらの方式でも、自分が通う店舗の金額を店舗ページで拾わないと総額は出せません。
週1回(月4回)で1年通った場合の総額
月4回ペースを1年続ける前提で計算しました。the SILKはStandard 4、リントスルは4・フルタイムが該当します。
| プラン | 毎月の支払 | 12ヶ月分 | 初期費用 | 1年目総額 | 年48回の1回単価 |
|---|---|---|---|---|---|
| SILK Standard 4 エリアA | 15,980円 | 191,760円 | 12,100円 | 203,860円 | 4,247円 |
| SILK Standard 4 エリアB | 15,070円 | 180,840円 | 12,100円 | 192,940円 | 4,020円 |
| リントスル 4プラン下限 | 9,480円 | 113,760円 | 12,500円 | 126,260円 | 2,631円 |
| リントスル 4プラン上限 | 11,480円 | 137,760円 | 12,500円 | 150,260円 | 3,131円 |
※すべて2026年8月25日時点の掲載価格ベースの机上試算です。the SILKの初期費用12,100円は、入会金11,000円と事務手数料1,100円の合計です(いずれも税込)。この2つは料金ページの本文にはありません。キャンペーン告知の画像と、公式予約サイトの店舗別お知らせに書かれています。予約サイトの表記は「入会金11,000円 → 0円」「事務手数料1,100円 → 0円」で、同じ告知の末尾に「※ キャンペーンには諸条件がございます」と添えられています(2026年8月25日確認)。体験当日に入会してキャンペーンの条件を満たせば、この12,100円は0円になります。表は定価前提なので、キャンペーンが使えた場合は下振れします。
週1回条件での差は42,680円から77,600円です。1回単価はリントスル下限が2,631円、the SILKエリアAが4,247円です。1レッスンあたり1,616円の開きになります。ここまでは月会費の順番どおりの結果です。
週2回で1年通った場合の総額
ここから景色が変わります。the SILKのStandard 4は月4回が上限なので、週2回ペースだと足りません。無制限のFullかFull (Day)へ上げる必要があります。リントスル側はライト・フルタイムが通い放題なので、そのまま週2でも週4でも同額です。
| プラン | 毎月の支払 | 12ヶ月分 | 初期費用 | 1年目総額 | 年96回の1回単価 |
|---|---|---|---|---|---|
| SILK Full エリアA | 22,980円 | 275,760円 | 12,100円 | 287,860円 | 2,999円 |
| SILK Full エリアB | 20,680円 | 248,160円 | 12,100円 | 260,260円 | 2,711円 |
| SILK Full (Day) エリアA | 19,980円 | 239,760円 | 12,100円 | 251,860円 | 2,624円 |
| リントスル ライト(13,800円の店舗) | 14,480円 | 173,760円 | 12,500円 | 186,260円 | 1,940円 |
| リントスル ライト上限 | 16,480円 | 197,760円 | 12,500円 | 210,260円 | 2,190円 |
| リントスル プレミアムフリー | 17,480円 | 209,760円 | 12,500円 | 222,260円 | 2,315円 |
週2回条件での差は最小50,000円から最大101,600円まで開きます。最小はSILK Full エリアB対リントスル ライト上限、最大はSILK Full エリアA対リントスル ライト(13,800円の店舗)の組み合わせです。週1回条件の差が最大77,600円だったので、頻度を上げるほど2社の距離が広がる構造です。回数上限のあるプランと通い放題プランでは、増やした回数の値段が違うためです。
ひとつ補足しておくと、平日の日中に通える人ならFull (Day)という抜け道があります。エリアAでも月19,980円で、Fullより3,000円安く収まります。在宅勤務の昼休みや平日の午前に動ける人にとって、この選択肢はthe SILK側の総額を最も下げる手段です。
通い放題で通い切った場合の1回単価
月20回まで通ったと仮定して、1回あたりの単価を出しました。the SILKのFullは1日1回までなので、月20回は現実的な上限に近い数字です。
| プラン | 1年目総額 | 年240回の1回単価 |
|---|---|---|
| SILK Full エリアA | 287,860円 | 1,199円 |
| SILK Full エリアB | 260,260円 | 1,084円 |
| リントスル ライト(13,800円の店舗) | 186,260円 | 776円 |
| リントスル プレミアムフリー | 222,260円 | 926円 |
単価だけを見ればリントスルのライトプランが最も安く、776円まで下がります。ただし通い放題は「通えたら安い」プランなので、月20回の前提が崩れると単価は跳ね上がります。月8回に落ちればライト(13,800円の店舗)は1,940円、the SILK Full エリアAは2,999円です。どちらも初期費用を含めた1年目総額を年96回で割った値です。通い放題を選ぶ前に、直近3ヶ月の自分の外出パターンを思い返してみてください。
初期費用を入れても順番は入れ替わらない
ここは当サイトが一度間違えた場所なので、経緯ごと残しておきます。初回公開時、the SILKの初期費用を公式の料金ページで見つけられず、0円として1年目の総額を計算していました。その結果、月会費はthe SILKが高いのに1年目の総額はリントスルが高い、という逆転が表に現れました。記事の結論にもなっていました。2026年8月25日に公式の予約サイトまで確認範囲を広げました。そこに入会金11,000円と事務手数料1,100円が明記されており、逆転は最初から存在しなかったと分かりました。以下は再計算後の値です。
| 比較項目 | SILK Standard 4 エリアB | リントスル ライト(13,800円の店舗) |
|---|---|---|
| 月の支払(固定費込み) | 15,070円 | 14,480円 |
| 初期費用 | 12,100円 | 12,500円 |
| 1年目総額 | 192,940円 | 186,260円 |
| 回数上限 | 月4回 | 通い放題 |
両社の初期費用は12,100円と12,500円で、差は400円しかありません。初期費用がほぼ同額だと、月額の順番がそのまま1年目総額の順番になります。月の支払はthe SILKが590円高く、1年目では6,680円高い、という素直な並びです。初期費用で順番がひっくり返るのは、月額の差を12ヶ月分積み上げても初期費用の差に届かない場合だけです。この2社では月33円未満の差でなければ起きません。逆転を期待して初期費用を探す意味は、この組み合わせにはありません。
そして回数上限を足すと差はさらに開きます。同じ金額帯に見えて、片方は月4回、もう片方は通い放題です。月4回で足りる人でも192,940円と186,260円でリントスルのほうが安く済みます。月8回通う人なら、その差は単価で約2倍まで広がります。金額の大小より、その金額で何回動けるかを見たほうが判断は速いです。
この節は、当サイトが公式に見当たらないという状態を0円として扱ったことが原因で結論を誤った実例でもあります。確認できていない費用を有利な数字で埋めると、比較表は静かに壊れます。ほかのスタジオを比べるときも、初期費用の欄が空いていたら、かからないのではなく、まだ調べ切れていないと読んでください。
キャンペーンを使った1年目の総額
2026年9月2日時点では両社ともキャンペーンを実施していましたが、2026年9月14日時点で実施を確認できるのはリントスルだけです。the SILKのサマーキャンペーン(Standard 4・Full・Full (Day)が2ヶ月間月額1,980円(税込))は2026年8月21日に照合し9月2日時点でも掲出を確認していましたが、2026年9月14日の再確認では公式サイトのトップ・料金ページ・体験ページ・お知らせのいずれにも掲出がありませんでした(終了の告知は出ていません)。リントスルは11月末までのピラティススタートキャンペーンで、通い放題プランが3ヶ月間月額1,980円(税込)です(2026年9月2日に公式料金ページとキャンペーンLPで再照合)。
| プラン(the SILKの行は2026年8月の条件・9月14日確認時は掲出なし) | 計算式 | 1年目総額 | 拘束条件 |
|---|---|---|---|
| SILK Standard 4 エリアA | 3,960円+2,500円+15,980円×10 | 166,260円 | 特別価格終了後24ヶ月 |
| SILK Full エリアA | 3,960円+2,500円+22,980円×10 | 236,260円 | 特別価格終了後24ヶ月 |
| リントスル ライト(13,800円の店舗) | 2,660円×3+14,480円×9+2,500円 | 140,800円 | 特別価格終了後12ヶ月 |
| リントスル プレミアムフリー | 2,660円×3+17,480円×9+2,500円 | 167,800円 | 特別価格終了後12ヶ月 |
※the SILKの特別価格2ヶ月分の扱いは、公式料金ページに「特別価格2ヶ月分3,960円と運営管理費2,500円を入会時に支払う」と記載されていました(2026年8月21日確認。9月14日確認時は掲出なし)。特別価格期間中に施設利用料700円が加算されるかは公開ページで裏取りできなかったため、上表では加算していません。加算される場合は1,400円上振れします。
キャンペーン価格そのものは、両社とも月1,980円で並びました。表示される金額で差がつかないぶん、見るべきなのは適用の長さです。the SILKが2ヶ月、リントスルが3ヶ月なので、割引の総額ではリントスルのほうが大きくなります。ここでも通常料金に戻ったあとの月額が効いてきます。なお、the SILKの月額1,980円は2026年9月14日に当サイトが公式トップ・料金ページ・体験ページ・お知らせを再確認した時点では掲出がなく、ここでの記述は掲出されていた時点の条件です。リントスルの特別価格は同じ日の再確認でも公式の表記と一致しています。
26ヶ月で計算し直した記録|2026年8月の条件では差がさらに開いた
2026年8月時点のthe SILKのキャンペーン入会は、特別価格2ヶ月と継続24ヶ月で合計26ヶ月の付き合いになる条件でした(9月14日確認時は掲出なし)。同じ26ヶ月でリントスルも計算した記録が次の表です。the SILKの行は、いま入会する人の試算には使えません。
| プラン(the SILKの行は2026年8月の条件・9月14日確認時は掲出なし) | 26ヶ月総額 | 月割の実質負担 |
|---|---|---|
| SILK Standard 4 エリアA(月4回) | 389,980円 | 14,999円 |
| SILK Full エリアA(通い放題) | 557,980円 | 21,461円 |
| リントスル ライト(13,800円の店舗・通い放題) | 343,520円 | 13,212円 |
通い放題どうしで比べると、この条件の26ヶ月で214,460円の差でした。ここまで来ると、内装の質や音楽の演出といった体験価値をどう評価するかの話になります。金額だけで決めるならリントスル、それでもthe SILKを選ぶなら「何にお金を払っているか」を自分の言葉で言えるかどうかが分かれ目になります。
同条件に揃え直して分かったこと
「どっちが安い?」は、通う頻度を決めないと答えられない質問です。頻度を聞かずに安いほうを勧めるのは雑な仕事だと思っています。この記事で条件を3つに割ったのは、そのためです。
2.レッスン内容とマシンの比較
料金の次に効くのが、1回のレッスンで何をするかです。両社の公式プログラムページを2026年8月21日に照合しました。
| 項目 | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| プログラム数 | 14種類 | 20種類以上 |
| レッスン時間 | 全プログラム50分 | 30分・45分・50分 |
| 主なマシン | リフォーマー・ジャンピングボード | リフォーマー・ストラップ・バー・ジャンプボード・フィットネスサークル |
| 進行方式 | 公式ページに記載を確認できず | インストラクター×映像 |
| 定員 | 公式ページに記載を確認できず | 公式ページに記載を確認できず |
| パーソナル | あり(Private 2〜6) | 公式料金ページに記載を確認できず |
プログラムの並びに出る設計思想の違い
the SILKの14プログラムは、Intro・Basic・Stretch & Conditioningという入口から、Waist Level.1/2やCore Balance Level.1/2のようにレベル分けされた種目、Yoga × ReformerやSILK flow 1st/2ndといった独自枠まで並んでいます。レベル表記が付いているのが特徴で、同じ部位でも難度で分かれます。全プログラムが50分で統一されているため、スケジュールを組むときに所要時間を計算しやすい設計です。
リントスルは20以上のプログラムを上半身・下半身・全身・ウエストの4カテゴリに整理しています。Upper Body Make-up+、Make Hip Line、Waist Shape+のように、名前から狙う部位が読み取れる並びです。時間が30分・45分・50分の3種類あるので、平日の朝に30分だけ挟むといった通い方ができます。仕事の合間を狙う人には、この30分枠が効いてきます。
進行方式は映像の有無で分かれる
リントスルは公式に「インストラクター×映像」のレッスン形式だと明記しています。大画面のスクリーン映像が動きとマシン設定をナビゲートし、インストラクターは一人ひとりの効かせ方を見極めるアジャスト(声かけと接触によるサポート)に集中する、という分業の説明です(公式店舗紹介文・2026年8月21日確認)。ただしPower Basicなど一部プログラムには「デモンストレーションはありません」と注記があるので、映像に頼りきりの設計ではないようです。
the SILK側は、進行方式そのものを書いていません。公式トップ・コンセプト・プログラム・公式FAQ・体験案内の5ページを開いても、映像やスクリーン、デモンストレーションという語が出てきませんでした(2026年8月25日確認)。グループレッスンであることは料金ページから分かり、公式FAQや体験案内には「当店インストラクターが丁寧にお教えします」といったインストラクターの関与を示す記述もあります。ただし、映像を使うのか、インストラクターが前で手本を見せるのかまでは公開情報から判別できません。この項目を空欄のままにしておくのは気持ち悪いのですが、推測で埋めるほうが読者に損をさせるので、確認できなかった事実をそのまま置いておきます。
定員はどちらも公開されていない
両社とも1クラスの定員を公式サイトに載せていません。the SILKの公式FAQ、リントスルの公式サポートセンターFAQのどちらを検索しても、具体的な人数の記載には行き当たりませんでした(2026年8月21日確認)。マシンの台数はスタジオの広さで決まるため、店舗差があるという事情は察しがつきます。それでも「少人数制」「セミパーソナルの効果実感」といった表現を使う以上、上限人数は知りたいところです。
体験予約をした店舗に対して「このクラスは最大何名ですか」と聞くのが、いまのところ唯一の確認手段です。同じ言葉を使っていても中身が同じとは限らないので、指導の密度を重視する人ほど、この1問を省略しないでください。
パーソナルを併設しているのはthe SILKだけ
the SILKはPrivate 2からPrivate 6まで4段階のパーソナルプランを用意しています。月2回で22,000円、月4回で37,400円(いずれも税込・2026年8月21日時点)なので、1回あたりは9,350円から11,000円です。グループで基礎を覚えてからマンツーマンに切り替える、あるいは弱点だけパーソナルで潰すといった使い分けができます。リントスルの公式料金ページにパーソナルプランの掲載は見当たりませんでした。
マンツーマン重視なら、そもそも比較対象を変えたほうが早い場合もあります。理学療法士監修のルルト公式サイトは完全マンツーマンで全国100店舗以上、男女とも通えます。マットとマシンの両方を扱うzen place pilates公式サイトや、世界大手系のCLUB PILATES公式サイトも選択肢に入ります(いずれも2026年8月時点の公式情報)。この記事の2社はどちらもグループが主戦場なので、指導の密度を最優先する人には別の解があります。
3.店舗網と通いやすさの比較|44店舗と260店舗以上の中身
店舗数は260対44で6倍近い開きがあります。ただしこの数字は、そのまま「通いやすさが6倍」を意味しません。中身を分解します。
260店舗以上の内訳にはLAVA店内スタジオが含まれる
リントスル公式サイトは全国260店舗以上(2026年8月時点)を掲げ、「マシンピラティス店舗数No.1」の表記に東京商工リサーチ調べ(2026年2月)の注記を添えています(同社公式サイトの表記をそのまま紹介したもので、当サイトが調査内容を検証したものではありません)。この260という数字には、運営元である株式会社LAVA Internationalのホットヨガスタジオ、LAVAの店内に設けられたスタジオが含まれます。独立した専用スタジオだけの数ではありません。
実際の姿はGoogleマップで確認できました。横浜みなみ西口店の住所は「神奈川県横浜市西区南幸2丁目16-8 4・5F ホットヨガスタジオLAVA横浜みなみ西口店内」と表示されます(2026年8月21日9時28分確認)。同店の口コミは2件で、評価は3.0でした。専用店舗と同じ体験ができるかどうかは、店舗タイプによって前提が変わります。最寄りの店舗がどちらのタイプかは、店舗ページの住所表記で見分けられます。
いっぽうthe SILKは全国44店舗(2026年7月現在・公式トップ表記)で、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪の5都府県に集中しています。地方都市には店舗がないため、この5都府県の外に住んでいる人にとってthe SILKは検討対象になりません。ここは比較以前の足切り条件です。
同じ駅に両社が並ぶエリアでは店舗数の差が消える
店舗数の差が生活に効くかどうかは、自分が使う駅に店舗があるかどうかで決まります。両社が同じ駅に出店しているエリアを3つ調べました。
| エリア | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| 新宿 | 新宿店(西新宿7丁目1-8) | 新宿西口駅前店(西新宿1丁目5-11) |
| 吉祥寺 | 吉祥寺店(吉祥寺本町1丁目12-9) | 吉祥寺店(吉祥寺本町1丁目11-9) |
| 横浜 | 横浜店(西区北幸1丁目7-6) | 横浜みなみ西口店(西区南幸2丁目16-8) |
※住所はGoogleマップの表示に基づく2026年8月21日9時20分から9時33分の確認値です。
吉祥寺は驚きました。両社とも吉祥寺本町1丁目で、番地が12-9と11-9です。地図で見ると通りを1本挟んだ距離で、体験を同じ日にはしごできる並びになっています。この駅を使う人にとって、260対44という店舗数の差は判断材料になりません。差が出るのは、リントスルにしか店舗がない地域に住んでいる場合です。
逆に言えば、the SILKが出店している5都府県の主要駅では、たいていリントスルも近くにあります。店舗数の優位が意味を持つのは、the SILKの空白地帯である地方都市と、首都圏でも郊外寄りのエリアです。自分の生活動線を地図に置いてから店舗一覧を開く順番にすると、無駄な悩みが減ります。
地域による料金差の付け方が正反対
両社とも立地によって料金を変えていますが、方式が違います。the SILKはエリアAとエリアBの2区分で、広尾・銀座・新宿・吉祥寺・横浜などがエリアA、立川・松戸・柏・川崎・大阪梅田などがエリアBです。同じStandard 4でも月額差は910円、Fullなら2,300円になります(2026年8月21日時点)。区分がはっきりしているぶん、自分がどちらかは店舗名で判別できます。
リントスルは店舗ごとに月額の幅を設ける方式です。4プランは8,800円から10,800円、ライトプランは10,800円から15,800円(2026年10月2日確認)の間で、店舗ページを開かないと自分の金額が分かりません。同じ「月4回」でも契約店舗次第で年間24,000円の開きが出る計算です。候補店舗が複数ある人は、この金額差だけで通う店舗を決めてもいいくらいの幅があります。
所属店舗の外を使えるかどうか
| 項目 | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| 基本の利用範囲 | 所属店舗 | 4プランは1店舗・ライトは2店舗 |
| 他店利用 | 全店舗利用(All Access)あり | プレミアムフリーは系列全店舗 |
| 店舗変更のルール | キャンペーン入会時は3ヶ月目から | 前月15日までに登録メイン店舗で手続き |
the SILKはエリアBに所属してエリアAの店舗を都度利用する使い分けができます。エリアB在籍者がエリアA店舗を使う場合は1回550円(税込)、他店利用の回数上限はLight 3が月1回、Standard 4が月2回、Full系が月15回です(2026年8月時点)。自宅は郊外、職場は都心という人にとって、この制度は年間の負担を下げる正攻法になります。
リントスルは、系列全店舗を使えるプレミアムフリー・フルタイム(月16,800円)が用意されています。LAVAのホットヨガやキックボクシングまで含めて使える設計なので、ピラティス単体で考えると割高ですが、複数ジャンルを回したい人には筋の通った価格です。ライト・フルタイムでもRintosull 2店舗を登録できるため、自宅と職場の近くを1店舗ずつ押さえる運用ができます。
月4回 月8,800円〜(店舗により変動)
※料金・特典は2026年10月2日に公式サイトで確認した内容です。一部店舗は対象外です。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
4.予約の取りやすさを公式仕様で比較
「予約が取れない」はマシンピラティスで最も多い不満です。ただし口コミを並べるだけでは比較になりません。仕様の話と混雑の話を分けないと、読者を誤解させてしまいます。まず公式が公開している予約ルールを突き合わせました。
同時に確保できる予約枠数
リントスルは公式サポートセンターFAQで、同時予約可能件数を会員種別ごとに公表しています(2026年8月21日確認)。
| 会員種別 | 同時に予約できる件数 |
|---|---|
| プレミアムフリーフルタイム | 6件 |
| ライトフルタイム | 4件 |
| ライトデイタイム | 4件 |
| マンスリー4 | 3件 |
| マンスリーメンバー以外・休会中 | 1件(キャンセル待ち不可) |
the SILK側は、公式サイトの4ページに加えて公式の予約サイトまで開いて確認しました(2026年8月25日)。パーソナルレッスンの予約メニューには「同時予約数の制限はございません」と明記されています。キャンセルは前日22時まで、予約は前日23時59分まで、空きがあれば当日でも可という運用です。ただしこれはパーソナルの予約メニューに書かれた注意事項です。グループレッスンの同時予約件数とキャンセル期限は、5つの確認先のいずれにも見当たりませんでした。グループで比べたい人にとっては、この差は小さくありません。
キャンセル期限とペナルティ
リントスルはレッスン開始の60分前までなら、アプリ・Web・LINEでキャンセルでき、キャンセル料は発生しません(公式サポートセンターFAQ・2026年8月21日確認)。60分前を過ぎると時間外キャンセル扱いになり、レッスン表示は翌日深夜2時頃に自動で消えるため連絡は不要です。ただし時間外キャンセルの履歴が毎月1日から末日の間に2回以上あると、翌月1ヶ月間の同時予約可能件数が1件に制限されます。
この制限は地味に効きます。ライトフルタイムなら通常4件押さえられるところが1件になるので、人気時間帯を先に確保する戦い方ができなくなります。仕事の都合で直前キャンセルが起きやすい人は、月2回という上限を頭に入れておいてください。開始時刻を過ぎると入室そのものができず、これも時間外キャンセルに数えられます。
the SILK側は、パーソナルの予約メニューに規定が書かれていました。「キャンセルは前日22時までにご自身で予約サイトからお願いいたします」とあり、続けて「前日22時を過ぎてからのキャンセルは、いかなるご理由でも1回分消化とさせていただきます」と明記されています(2026年8月25日確認)。メール・電話・LINEでの変更やキャンセルは受け付けていません。ただしグループにも同じ規定が適用されるかは書かれていません。体験当日の質問リストに入れておくのが確実です。
回数の繰り越しは the SILK 側で表記が割れている
ここは公式内で正反対のことが書かれている項目です。the SILKの公式FAQは「毎月1日~末日までが期限です。翌月への繰り越しはできませんので、当月中にご利用ください。」と答えています。いっぽう利用規約に付属する細則の第5条は、逆のことを定めています。ライト3プランとスタンダード4プランに限って「翌月1ヶ月間に限り、最大1回分まで繰り越して利用することができます」という条文です(いずれも2026年8月25日確認)。
当サイトは細則のほうを採ります。細則は2026年4月1日施行と新しい規定です。しかも細則自身の第6条が「本細則の規定と利用規約の規定が異なる場合は、本細則の規定が優先して適用されるものとします」と優先関係を明示しています。FAQ側が更新されていない可能性が高いのですが、外から確定できないので両方を示しておきます。繰り越せる場合でも上限は1回分、期限は翌月1ヶ月です。所属店舗の予約にしか使えず、休会または退会した時点で無効になり、返金もありません。リントスルの4プランは繰り越し不可です。
実務的には、繰り越せない前提でスケジュールを組んでおくのが安全です。月4回のプランで月2回しか行けない月が続くと、1回単価は倍になります。the SILK Standard 4 エリアAで月2回なら1回7,990円で、パーソナルのPrivate 4(1回9,350円)に近づいてしまいます。この状態が3ヶ月続いたら、プランを下げるか通い放題に上げるかを考えるタイミングです。
口コミの「取れない」を仕様と混雑に切り分ける
リントスルの口コミには予約の不満が目立ちます。ただし同じブランドの中で評価が割れているのが実情でした。恵比寿東口店には、予約の取りやすさを他店との比較で語る投稿があります。
「また、Rintosull恵比寿店は他店と比べて比較的予約が取りやすいです」という趣旨の声(要旨)
出典: Googleマップ(マシンピラティスRintosull 恵比寿東口店)・2026年8月21日確認
同じ店舗のGoogleマップの評価は4.4・82件で、下の表のリントスル5店舗のうち、口コミが80件を超える4店舗の中では最も低い値でした(2026年8月21日取得)。予約が取りやすいと書く投稿と、他店より低い評価が、同じ店舗に同居しています。私は、仕様の問題というより、通う曜日と時間帯で体感が割れていると見ています。仕様由来の不満は、時間外キャンセル2回で予約枠が1件に絞られる制限のほうに現れます。
the SILK側は予約の不満が口コミで目立ちません。ただしこれを「予約が取りやすい」と読むのは早計です。1店舗あたりの会員数、マシン台数、レッスン枠の総数が公開されていない以上、混雑度を客観的に比べる材料がありません。口コミに不満が出ていないことと、仕様が優れていることは別の話です。両社とも、希望する曜日と時間帯の予約画面を体験当日に見せてもらうのが、いちばん確実な裏取りになります。
5.口コミ評価の比較|Googleマップ10店舗の取得値
2026年8月21日の9時20分から9時33分にかけて、両社5店舗ずつのGoogleマップ評価を取得しました。評価も件数も日々動くため、以下はこの時刻時点の記録です。
the SILK 5店舗の取得値
| 店舗 | 評価 | 口コミ件数 |
|---|---|---|
| 吉祥寺店 | 4.8 | 516件 |
| 新宿店 | 4.9 | 467件 |
| 立川店 | 4.8 | 427件 |
| 横浜店 | 4.7 | 386件 |
| 銀座店 | 4.8 | 343件 |
| 合計・加重平均 | 4.80 | 2,139件 |
出典: Googleマップ各店舗ページ(吉祥寺店・新宿店・立川店・横浜店・銀座店)・2026年8月21日9時20分から9時33分確認
リントスル 5店舗の取得値
| 店舗 | 評価 | 口コミ件数 |
|---|---|---|
| 新宿西口駅前店 | 4.6 | 251件 |
| 吉祥寺店 | 4.7 | 211件 |
| 大井町店 | 4.7 | 85件 |
| 恵比寿東口店 | 4.4 | 82件 |
| 横浜みなみ西口店(LAVA店内) | 3.0 | 2件 |
| 合計・加重平均 | 4.62 | 631件 |
出典: Googleマップ各店舗ページ(新宿西口駅前店・吉祥寺店・大井町店・恵比寿東口店・横浜みなみ西口店)・2026年8月21日9時20分から9時33分確認
件数の差が意味していること
加重平均の差は0.18ポイントで、評価そのものは大きく変わりません。目を引いたのは件数です。the SILKは1店舗平均427.8件、リントスルは126.2件で、3.4倍の開きがあります。260店舗以上を展開するリントスルのほうが、1店舗あたりの口コミは少ないという逆転が起きています。
理由は2つあります。1つはthe SILKの投稿誘導が積極的なことで、精読した投稿のほとんどに店舗側の返信が付いていました。もう1つはリントスルの出店ペースが速く、開業から日が浅い店舗が多いことです。とくにLAVA店内スタジオは口コミが極端に少なく、横浜みなみ西口店は2件しかありません。件数が少ない店舗の星の数は、母数の小ささを踏まえて読む必要があります。
この構造は、口コミを判断材料にするときの前提を変えます。the SILKなら店舗単位の評価がある程度の母数で読めますが、リントスルは店舗によって読めたり読めなかったりします。リントスルの候補店舗の口コミが10件未満なら、ブランド全体の傾向で代替するしかありません。
言及テーマの構成比が2社で違う
Googleマップは各店舗の口コミに頻出する語を自動集計して表示します。上位4語を店舗ごとに拾いました(2026年8月21日確認)。
| 店舗 | 上位4語と件数 |
|---|---|
| SILK 新宿店 | インストラクター40・マシン37・音楽30・施設18 |
| SILK 立川店 | インストラクター33・体30・音楽24・先生8 |
| リントスル 大井町店 | インストラクター27・腹筋11・笑顔10・体重9 |
| リントスル 恵比寿東口店 | インストラクター18・体10・先生7・可愛い5 |
出典: Googleマップ(the SILK 新宿店)/Googleマップ(the SILK 立川店)/Googleマップ(マシンピラティスRintosull 大井町店)/Googleマップ(マシンピラティスRintosull 恵比寿東口店)・いずれも2026年8月21日確認
両社ともインストラクターが最多という点は共通しています。差が出たのは2位以下です。the SILKは「マシン」「音楽」「施設」という設備と空間の語が上位に来ます。リントスルは「腹筋」「体重」「体」が並びます。同じ星4点台でも、投稿で触れられている対象が違うわけです。
この語の分布は、両社の打ち出し方と重なる形です。the SILKはホテルライクな内装と音楽演出を前面に出し、リントスルは公式店舗紹介文で「効果実感」という言葉を繰り返しています(2026年8月21日確認)。ただしGoogleマップの頻出語が示すのは、投稿に何が書かれたかまでです。身体に変化が起きたことの裏づけにはなりません。当サイトはこの語の分布を2社の優劣の根拠に使っていない、という点も添えておきます。ピラティスは指導を受けながら行う運動であって、体型や体重の変化を約束するものではありません。口コミの内容は投稿者個人の感想です。
不満の質はどこに出るか
低評価側の傾向も切り分けておきます。ここから先は、上の10店舗の投稿のうち当サイトが本文まで精読できたものに限った話で、全件を読んだ結果ではありません。the SILK側で目についたのは、受付ルールの厳格さとプラン設計への要望でした。最小プランがLight 3の月3回で月2回の設定がないことは、公式料金ページで確認できる仕様です(2026年8月21日確認)。リントスル側で目についたのは、予約の取りにくさと契約条件の理解不足に関する指摘です。こちらは本章の前半と第4章で、店舗を特定した出典つきの投稿を挙げました。
個別の投稿を出典つきで挙げられたのはリントスル側のみで、the SILK側は本文まで読めた低評価の投稿数が少なく、店舗を特定して引用できるものがありませんでした。この非対称は当サイトの調査範囲の限界であって、the SILKに不満がないことを意味しません。両社の不満は、同じ「合わなかった」でも発生する場所が違います。
読み替えると、the SILKの不満は入会前に料金表を読めば予測できるもの、リントスルの不満は入会後に運用してみないと分からないものが多い、という違いになります。自分にとってどちらの不確実性が耐えられるかで、リスクの取り方が決まります。星の数の平均を比べるより、この切り分けのほうが判断に効きます。
6.解約・休会・違約金の比較
この記事で最も厚く書く章です。入会前に読まれることの少ない項目ですが、2年近い契約になる可能性がある以上、出口の条件を先に見ておく価値があります。両社について、公式の5ページを2026年8月25日に開き直しました。トップ・料金ページ・公式FAQ・利用規約・特定商取引法に基づく表記です。初回公開時はFAQまでで判定を止めていました。the SILK側の締め日・手続き・休会を確認できずと書いていましたが、いずれも規約側に明記されています。以下は再照合後の内容です。
解約・休会の条件を4項目で並べる
| 項目 | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| 解約の申し出期限 | 在籍最終月の前月10日21時30分まで(利用規約 第15条)。特商法表記の前々月10日も、指す月をそろえると同じ日 | 希望月の前月15日まで |
| 解約の手続き方法 | 登録店舗へ来店(フォーム・電話・メール不可) | 登録メイン店舗へ来店(フォーム不可) |
| 休会制度 | 1回の届出で3ヶ月まで・期間後は自動再開(手数料の金額は公式6面に記載なし) | 1ヶ月単位・月2,600円(税込) |
| 最低契約期間(通常入会) | 定めなし | 定価入会は入会月から数えて3ヶ月目から解約可。公式FAQに「5月入会は7月から」の例(2026年8月25日確認)。キャンペーン入会時は継続必須期間あり |
| 途中解約金 | キャンペーン入会時のみ(2026年8月時点は28,000円・税込。9月14日確認時は掲出なし) | 差額分・上限25,000円(税込) |
| 拘束期間 | 特別価格終了後24ヶ月と明記(2026年8月時点。9月14日確認時は掲出なし) | 特別価格終了後12ヶ月と明記 |
リントスルは前月15日締め・来店必須
リントスルの公式サポートセンターFAQによると、マンスリーメンバーが解約するには、やめたい月の前月15日までに登録メインの店舗まで足を運ぶ必要があります。15日が定休日・休業日と重なる場合は前営業日が締め切りです。公式が挙げている例は「5月15日までに手続きすると6月1日から解約」で、問い合わせフォームでは受け付けていません(2026年8月21日確認)。
| 店舗で手続きした日 | 解約になる日 | 会費が発生する最終月 |
|---|---|---|
| 9月15日まで | 10月1日 | 9月分まで |
| 9月16日から10月15日 | 11月1日 | 10月分まで |
| 10月16日から11月15日 | 12月1日 | 11月分まで |
締め日を1日過ぎるだけで会費1ヶ月分が動きます。しかも来店が必要なので、締め日の直前に仕事が入ると詰みます。契約した日のうちに「毎月15日は手続き締め日」を繰り返し予定として登録し、自分の締め日はその1週間前に前倒ししておくのが現実的な守り方です。引っ越しの場合も同じ締め日ルールが適用されると公式FAQに明記されています(2026年8月21日確認)。
締め日とは別に、解約できるようになる時期の条件もあります。定価で入会した場合、解約は入会月から数えて最短3ヶ月目からです。公式FAQには「5月入会なら7月から」という例が置かれています。キャンペーンで入会した場合は最短4ヶ月目からにずれ、継続必須期間の内側での解約は上限25,000円の途中解約金の対象になります(2026年8月25日確認)。上の表の逆算は、この最短時期を過ぎた会員の話として読んでください。
リントスルの休会は月2,600円
しばらく通えないけれど辞めたくないという場合、リントスルには休会制度があります。1ヶ月単位で設定でき、止めているあいだも事務手数料の月額2,600円(税込)は引かれます。締め切りは解約と同じで前月15日まで、窓口も同じく登録メインの店舗です。戻るときの申請も同じ日付までに出す決まりでした(2026年8月21日確認)。
注意点が2つあります。1つ目、キャンペーンの継続必須期間中の会員は休会制度の対象外です。公式FAQは「継続必須期間中の休会はできません。ご事情によりご利用が難しい場合は、コース変更もしくは途中解約となります」と書いています。2つ目、水素水やタオルセットなどのオプションマンスリーには休会制度がなく、使わないなら別途解約手続きが要ります。
止めるか抜けるかで迷ったら、3ヶ月以内に戻る日を言えるかどうかで分けてください。休会費を半年払えば15,600円になり、初期費用12,500円を超えます。戻る日付を言えない休会は、静かにお金が漏れる選択になりがちです。
the SILKは規約側に手続きを置いている
初回公開時、当サイトは the SILK の退会の締め日と手続き方法を、公開FAQに記載を確認できずと書いていました。これは誤りです。同社の公式FAQは体験・入会手続き・レッスン・月会費の4カテゴリだけです。出口の条件は1項目も置かれていません。置き場所が利用規約と特定商取引法に基づく表記のほうでした。2026年8月25日に両方を読み直した結果が以下です。
締め日を定めているのは利用規約の第15条です。「本人が希望する退会月の前月10日の21時30分までに(10日が登録店舗休業日の場合はその前の営業日までに)、登録店舗にて指定の手続きが必要となります。なお、退会手続きは、本人または本人から委任を受けた方のみが行うものとします」とあります。手続き後は「希望する退会月の末日をもって退会」となり、「退会月までの月会費については全額のお支払いをいただきます」。窓口は登録店舗のみです。フォーム・電話・メールでは受け付けていません。
特定商取引法に基づく表記は、字面の違う締め日を書いています。「解約につきましては、退会希望月の前々月10日までに店頭にてご連絡ください。当月末までご利用いただき翌月より請求を停止いたします。」という一文です。ここは指す月が違うだけでした。規約の退会月は在籍が終わる月で、第15条第2項が「希望する退会月の末日をもって退会」と定めています。特商法表記の退会希望月は請求が止まる月で、続きが請求の停止に触れているためそう読めます。在籍最終月にそろえると、前月10日と前々月10日は同じ日を指しました。締め日は在籍最終月の前月10日21時30分の1本で、公式内で割れてはいません。9月末で辞めたいなら8月10日の21時30分までに登録店舗へ行く逆算です。
当サイトは2026年9月2日に両ページを読み直し、この判定へ改めました。それ以前は1ヶ月割れていると書き、前々月10日での逆算をすすめていました。ただし特商法表記の後半の一文はCLUB PILATESの同じ項目と一字一句同じ文で、the SILKは前段の締め日だけを前々月へ書き換えています。そのため後半は、どちらの読み方に立っても前段と1ヶ月噛み合いません。締め日の根拠は、版が管理された契約本体である利用規約 第15条(2026年3月16日改定の第4版)に置きました。
休会制度もあります。利用規約の第14条が「休会は1回の届出手続きで、3ヶ月間まで休会可能とし、休会期間経過後の口座振替およびクレジットカード決済の再開は自動的に行います」と定めています。締め日は退会と同じで、希望する休会月の前月10日21時30分までです。ただし同条は金額を明かしていません。「休会中は休会手数料を口座振替またはクレジットカード決済でお支払いいただきます」と書くだけです。制度がないのではなく、金額だけが非公開という状態です。
加えて第16条に特別休退会という例外があります。対象は全治1ヶ月以上の怪我や疾病(医師の診断書)、妊娠(原則として母子手帳)、感染症、運動に制限を要する美容施術などです。該当すれば、締め日によらず即時の休退会が認められることがあります。締め日を過ぎてから通えなくなった場合の逃げ道は用意されている、と読んでおいてください。
拘束の中身も明確に書かれていました。2026年8月25日確認時のサマーキャンペーンの適用条件は特別価格終了後24ヶ月の継続で、期間内に解約すると解約金28,000円(税込)が発生すると料金ページに明記されていました(9月14日確認時は掲出なし)。ここは条件を落とさずに読んでください。解約金が発生するのはキャンペーンで入会した場合だけです。利用規約にも特商法表記にも、通常入会に対する解約金の条項はありません。通常入会には最低契約期間の定めもないので、キャンペーンを使わずに入るなら締め日だけを守れば辞められます。パーソナル側の特典にも3ヶ月の継続がぶら下がっていて、途中でやめれば割引分を精算する形でした(同じ時点。9月14日確認時は掲出なし)。キャンペーン入会時の店舗変更とプランアップは3ヶ月目から、プランダウンは4ヶ月目から可能という縛りも、同じ時点の料金ページに書かれていました。
開示の粒度が2社で逆になっている
ここが今回の照合で一番おもしろかった発見です。両社は「やめるときの情報」を開示しているのですが、開示している部分が正反対でした。
| 開示項目 | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| 手続きの締め日 | 公開(在籍最終月の前月10日21時30分・利用規約 第15条) | 公開(前月15日) |
| 手続きの方法 | 公開(登録店舗へ来店) | 公開(登録メイン店舗へ来店) |
| 休会の可否と費用 | 可否は公開(3ヶ月まで)・費用の金額は公式6面に記載なし | 公開(月2,600円) |
| 置き場所 | 利用規約・特商法表記 | 公式サポートセンターFAQ |
| 拘束期間の長さ | 公開(2026年8月時点は24ヶ月) | 公開(12ヶ月) |
| 違約金の金額 | 公開(2026年8月時点は28,000円) | 公開(上限25,000円) |
読み直して分かったのは、開示の量ではなく置き場所が違うということでした。リントスルは出口の条件を公式サポートセンターFAQに集め、the SILKは利用規約と特商法表記に置いています。FAQだけを見比べると the SILK が何も書いていないように見えます。実際には締め日も手続きも休会も規約側に揃っています。当サイトが初回公開時に非公開と書いたのは、この置き場所の差を開示量の差と読み違えたためです。
残る差は1つに絞られます。休会手数料の金額です。リントスルは月2,600円と書いているのに対し、the SILKは金額を明かしていません。当初はもう1つ、the SILKの解約の締め日も差に数えていました。規約と特商法表記で1ヶ月ずれた数字が併存すると読んだためです。2026年9月2日に指す月をそろえ直したところ、どちらも在籍最終月の前月10日を指しており、締め日は割れていませんでした。読者にとっての実務的な結論は、聞くべき質問が2社で違うということです。the SILKには「休会手数料は月いくらですか」の1問、リントスルには「途中でやめた場合、私はいくら請求されますか」の1問で足ります。
定額の違約金と上限つきの違約金をどう比べるか
2026年8月21日時点の条件では、金額だけ見ればthe SILKが3,000円高いだけでした。実質的な重さは期間で決まります。the SILKは26ヶ月のあいだ28,000円のリスクを背負い続ける条件で、リントスルは15ヶ月です(いずれも特別価格の期間を含む。the SILKの条件は9月14日確認時は掲出なし)。しかもリントスルの途中解約金は「定価月額とキャンペーン月額の差額分(上限額25,000円)」なので、契約内容によって金額が変わり、上限に達しないケースもあります。この時点の条件では、期間の長さでも金額の性質でも、リスクの重さはthe SILKのほうが上でした。キャンペーンの縛りの重さは、ピラティスKと並べたときに向きが変わります。2社のうち通常入会で最低契約期間を持つのはKだけで、キャンペーンで入ると重い側がthe SILKへ移る対比をthe SILKとピラティスKを15項目で比較した記事にまとめました。
差額分という計算方法を具体化します。ライトプランが13,800円の店舗で3ヶ月1,980円のキャンペーンを使った場合、差額は月11,820円です。3ヶ月分で35,460円になりますが、上限25,000円で頭打ちになります。割引を受け切ってから解約しても返すのは上限までなので、10,460円は手元に残る計算です。金額の面では割引が上限の約1.4倍あり、割引側に傾いています。ライトプランが10,800円の店舗では、割引は26,460円で、上限との差は1,460円まで縮みます。残る負担は15ヶ月という期間の長さのほうなので、金額よりも続けられる見込みを先に確かめてください。この試算の導出はリントスルの解約を調べた記事に置いています。
クーリングオフの扱い
リントスルの公式FAQには入会取消・クーリングオフの項目があり、「入会取消・クーリングオフはできません」と明記されています。前提として、マシンピラティスのレッスンは特定商取引法の特定継続的役務提供に指定されていません。指定は消費者庁が運営する特定商取引法ガイドの特定継続的役務提供のページに挙げられた7役務に限られ、ピラティスやフィットネスはそこに含まれていません(2026年8月29日確認)。法定のクーリングオフが働く契約ではない、ということです。この整理の正本はピラティスKとリントスルの比較記事に置いています。他業種で身についた「8日以内なら白紙に戻せる」という感覚は、ここでは持ち込まないほうが安全です。
the SILK側は、公式の5ページを開いても、クーリングオフや入会取消という語そのものが見当たりませんでした(2026年8月25日時点)。これは、できないと書いてあるという意味ではありません。可否を書いていないだけです。できる前提でも、できない前提でも組まないでください。なお特商法表記には返品に関する条項があります。ただしこれは店頭で買った物販の規定で、会員契約の解除の話ではありません。ここを読み違えると、7日以内なら辞められると誤解します。
取り消し前提で入会しないというのが両社共通の心構えです。体験当日に確認したいのは、予約画面の埋まり具合、継続必須期間の長さ、契約店舗の月額、そして途中でやめる場合の費用の4点です。この4点を書面かアプリの画面で押さえておけば、口コミに並んでいた不満のほとんどは自分の身に起きません。
7.体験レッスン申込の流れを比較
入口の手間も比較対象です。両社の公式サイトと予約サイトに書かれている、体験の申込の条件を並べました。
| 項目 | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| 体験料金 | グループは0円(2026年8月時点のキャンペーン)/パーソナルは通常11,000円(税込) | 0円 |
| 申込の入口 | 公式サイトの店舗ページ | LAVAアプリまたはマイページ |
| 所要時間の目安 | カウンセリング込みで1時間前後 | 約45分 |
| 予約変更・キャンセル | 前日22時まで(予約サイトのパーソナルメニュー表記・グループ分は確認できず) | 予約日の前日23時59分まで |
| 再予約の期限 | 予約は前日23時59分まで(同上) | 希望時間の2時間前まで |
| ウェア・ソックス | ウェアとタオルを無料貸出 | ウェアとソックスを無料貸出 |
予約を確定する前に読んでおきたいこと
体験の申込画面は、ブランドの最初の接客です。キャンセル規定が入力の途中で目に入る設計と、確定直前まで出てこない設計では、読む確率がまったく違います。予約を確定する前に、キャンセル期限の一文を探して読む習慣を付けておくと、直前の予定変更で慌てずに済みます。
持ち物とレンタル費を比べる
体験は両社とも手ぶらで参加できます。the SILKは体験時にウェアとタオルを無料で貸し出し、リントスルはウェアとソックスの無料貸出があります。差が出るのは入会後のレンタル価格です。
| レンタル品 | the SILK | リントスル |
|---|---|---|
| ウェア(上下各) | 280円 | 410円 |
| タオル | 120円 | 110円 |
| ソックス | 120円 | 200円 |
| セット料金 | 月額2,200円で借り放題 | レッスンセット500円 |
※いずれも税込・2026年8月21日時点の公式掲載価格です。
毎回すべてレンタルすると、the SILKは1回800円、リントスルは500円のレッスンセットが割安です。月8回通う人なら、the SILKは月額2,200円の借り放題に切り替えたほうが4,200円安く収まります。リントスルは1回500円が続くので月4,000円です。ここは月額プランの差より小さい金額ですが、年間で見ると2万円前後になります。滑り止め靴下だけは自分の足に合うものを1足買っておくと、レンタル費も下がります。
体験当日に入会を決めるかどうか
両社ともキャンペーンの適用条件に「体験当日の入会」を掲げています。リントスルの公式ページには体験当日入会で3ヶ月間の特別価格という表記があり、the SILKも特典の多くが当日入会条件です(いずれも2026年8月21日確認)。当日の空気で継続期間の付いた契約を決めるのは荷が重いので、帰り際に「いつまでこの条件で入会できますか」と聞いて期限を確認し、持ち帰るのが安全な進め方です。
持ち帰った当日の夜にやることは決まっています。この記事の年間総額表に自分の店舗の月額を当てはめ、1年目の総額と、キャンペーンで入る場合はその継続期間を終えるまでの総額を出してみてください。そのうえで、途中でやめる場合の費用も書き出します。総額と費用を紙に書いて翌朝も同じ気持ちなら、その判断は当日決めた場合とほぼ同じ結論になります。違ったなら、当日決めなくて正解だったということです。
8.向き不向き|the SILKが合う人・リントスルが合う人
8項目の照合結果を、そのまま人物像に落とします。どちらか一方を推す章ではありません。
the SILKが向いている人
- 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪のいずれかに住み、通勤動線に店舗がある人
- グループで慣れたあとパーソナルに切り替える可能性を残しておきたい人
- 内装や音楽を含めた空間の質に月数千円を払う価値を感じる人
- 平日の日中に動けて、Full (Day)で月19,280円に抑えられる人
- 2年以上続ける前提が自分の中で固まっている人
- 入会前に拘束期間と違約金の金額を数字で把握しておきたい人
リントスルが向いている人
- the SILKの空白地帯である地方都市や郊外に住んでいる人
- 週2回以上通う前提で、1回単価を1,000円台に抑えたい人
- 30分のショートレッスンを平日の隙間に挟みたい人
- 予約の細かい仕様を事前に読んでから決めたい人
- 休会にかかる費用を先に金額で知っておきたい人(the SILKは制度はあるが手数料の金額は公式に記載なし)
- LAVAのホットヨガなど他ジャンルも回したい人
どちらも見送ったほうがいい人
マンツーマンで細かく直してほしい人は、両社とも第一候補になりません。グループが主戦場のブランドだからです。ルルトのようなパーソナル型か、the SILKのPrivateプランを最初から選ぶほうが満足度は上がります。男性が通いたい場合、the SILKは全店が女性専用のため対象外です。リントスルは男女共用と表示された店舗なら通えるので(東京都では掲載52店中7店・2026年8月23日確認)、まず店舗一覧の表示を確かめてください。近くにない場合は男女OKのzen place pilatesやCLUB PILATES、Pilates KASANEが現実的です。
数ヶ月で辞める可能性が高い人も、両社のキャンペーン入会は避けたほうが無難です。割引で浮く金額より、途中解約金と想定外の在籍月の会費のほうが高くつきます。この場合は通常入会で始めるか、リントスルの1回券(3,500円から3,700円・2026年8月21日時点)で様子を見る手があります。
判断軸を8つに固定すると迷わなくなる
この記事の比較は、冒頭の表の8つの判断軸(業態・形式、1クラスの定員、年間総額(週2回・1年目)、店舗網、予約仕様の公開度、解約・休会、体験申込、口コミの言及テーマ)で並べています。比較で迷うのは、情報が足りないからではなく、見る順番を決めていないからです。
読者のみなさんも、この8つのうち上位3つを自分で決めてから表に戻ってみてください。年間総額が1位なら答えはリントスルに寄りますし、通える範囲と空間の質が上位に来るならthe SILKが残ります。ブランド名で悩むのをやめて、軸の順番で決めてしまいましょう。この入れ替えだけで、判断はかなり速くなります。
どちらも向いていない人|公式条件で外れる3つのケース
1つ目は、男女共用の店舗を広く選びたい男性です。the SILKは全店舗が女性専用で体験も入会もできず、リントスルで男女共用と表示されているのは東京都の掲載52店のうち7店です(2026年8月23日に公式店舗一覧を照合)。男性が通えるブランドの並びは男性のピラティスの記事にまとめてあります。
2つ目は、解約や休会の手続きをWebで済ませたい人です。the SILKの退会は登録店舗への来店のみでフォーム・電話・メールは不可、リントスルも登録メイン店舗への来店が必要です(2026年8月25日照合)。専用の解約フォームを案内する社の例はCLUB PILATESの口コミ記事で扱っています。
3つ目は、月2回ペースで考えている人です。the SILKの最小プランはLight 3の月3回で、リントスルのグループ月額プランは月4回からのため、月2回の月額プランはどちらの公式料金ページにも掲載がありません(2026年8月21日照合)。回数から逆算する選び方の詳細をまとめた記事がマシンピラティスの選び方ガイドです。
the SILKとリントスルのよくある質問
the SILKとリントスルは、結局どちらが安いですか?
通う頻度を決めれば答えが出ます。週1回なら年42,680円から77,600円、週2回なら年50,000円から101,600円の幅でリントスルが安くなります(2026年8月25日照合値による机上試算)。初期費用は the SILK が12,100円、リントスルが12,500円でほぼ同額です。そのためプランをまたいでも順番は入れ替わりません。月4回のSILK Standard 4 エリアB(192,940円)と通い放題のリントスル ライト(13,800円の店舗・186,260円)を比べても、金額でも回数上限でもリントスルが上回ります。ただしどちらもキャンペーンが適用されれば初期費用は0円になるので、体験当日に適用条件を確かめてください。
店舗数260と44の差はどれくらい重要ですか?
住んでいる場所によって重要度が変わります。the SILKは東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪の5都府県のみの展開なので、それ以外の地域ではリントスル一択です。5都府県内でも、新宿・吉祥寺・横浜のように両社が同じ駅に並ぶエリアでは店舗数の差は判断材料になりません。吉祥寺にいたっては両社とも吉祥寺本町1丁目にあります(2026年8月21日確認)。
途中でやめたらいくらかかりますか?休会という選択肢はありますか?
the SILKは、キャンペーンで入会してその継続期間の内側で解約した場合に解約金がかかります。2026年8月時点のサマーキャンペーンでは、特別価格終了後24ヶ月以内の解約で28,000円(税込)がかかる条件でした(9月14日確認時は掲出なし)。リントスルは継続必須期間中の解約で、定価月額とキャンペーン月額の差額分(上限25,000円・税込)が必要です。金額は近いものの、拘束期間はthe SILKが特別価格終了後24ヶ月、リントスルが特別価格終了後12ヶ月と、どちらも公式に明記されていました(いずれも2026年8月21日確認)。やめる前の逃げ道として使えるのはリントスル側だけで、1ヶ月単位の休会制度があり、休会中も事務手数料として月2,600円(税込)がかかります。手続きは希望月の前月15日までに登録メイン店舗で行う決まりで、キャンペーンの継続必須期間中は対象外です。the SILK側にも休会制度はあります。利用規約の第14条が「休会は1回の届出手続きで、3ヶ月間まで休会可能」と定めています。締め日は希望する休会月の前月10日21時30分までです。ただし休会手数料の金額だけは公式のどこにもありません。そこは体験当日に直接尋ねてください(いずれも2026年8月25日確認)。なお解約金が発生するのはキャンペーンで入会した場合だけで、通常入会には解約金も最低契約期間もありません。
1クラスは何人ですか?
両社とも公式に人数の記載がありませんでした。the SILKは公式の6ページを開いても人数の記載がありませんでした。利用規約が「1レッスンの定員などの関係で」と定員の存在に触れるだけです(2026年8月25日確認)。リントスルも公式サイトに記載を確認できませんでした(2026年8月21日確認)。マシンの台数がスタジオの広さで決まるため、店舗によって上限が変わる事情がありそうです。指導の密度を重視するなら、体験を予約した店舗に「このクラスは最大何名ですか」と直接聞くのが確実です。同じ言葉を使っていても中身が同じとは限りません。
予約は取りやすいですか?
公式仕様で比べられるのはリントスル側だけです。同時予約可能件数はプレミアムフリーフルタイムが6件、ライトフルタイムが4件、マンスリー4が3件と公表されています。キャンセルは開始60分前まで無料で、時間外キャンセルが月2回以上あると翌月の同時予約が1件に制限されます(2026年8月21日確認)。the SILK側は、公式の予約サイトのパーソナルメニューに「同時予約数の制限はございません」とあります。キャンセルは前日22時までです(2026年8月25日確認)。ただしグループの同時予約件数とキャンセル期限は公式のどこにもありません。グループで通うつもりなら、体験当日に希望時間帯の予約画面を見せてもらうのが確実です。
男性でも通えますか?
the SILKは全店舗が女性専用で、男性は体験レッスンの参加も入会もできません。リントスルは店舗によって違います。公式の店舗一覧が1店ごとに「女性専用」「男女共用」を表示しており、東京都の掲載52店のうち7店(銀座本店・銀座グラッセ店・三軒茶屋店・渋谷店・浜田山店・調布南口店・立川北口店)が男女共用でした(2026年8月23日に公式店舗一覧で確認)。男性の場合は、この表示を店舗ごとに見るのが先です。徒歩圏に男女共用の店舗がなければ、zen place pilates、CLUB PILATES、ルルトが候補になります(いずれも2026年8月時点の公式情報)。
the SILKを選ぶ場合の条件を先に置いておきます。グループの体験は2026年8月時点のキャンペーンで0円ですが、パーソナルの体験は通常11,000円(税込)です。キャンペーンで入会する場合は、継続期間と解約金の条件が付くことがあります。2026年8月時点のキャンペーンは、特別価格終了後24ヶ月の継続と、期間内の解約で28,000円(税込)の条件でした(9月14日確認時は掲出なし)。通常入会なら最低契約期間の定めはありません。退会はいずれも登録店舗での手続きが必要です(2026年8月25日確認)。
全国44店舗(2026年7月現在・公式トップ)
まとめ|the SILKとリントスルの選び分け
8項目を照合した結論をもう一度置きます。同じ通う回数どうしなら費用はどの条件でもリントスルが安く収まります。週2回・1年目で50,000円から101,600円の差です。店舗網は260対44でリントスルが優位ですが、新宿・吉祥寺・横浜のように両社が並ぶ駅では差が消えます。やめるときの条件は、置き場所が違うだけでした。the SILKは規約と特商法表記に、リントスルは公式FAQに置いています。締め日・手続き・休会・違約金のいずれも、両社とも公表していました。
次の一歩は3つあります。1つ目は、自分の通う駅に両社の店舗があるかを地図で確かめることです。2つ目は、週何回通うかを決めて、この記事の年間総額表から自分の行を1つ選ぶこと。3つ目は、体験を予約したら「継続必須期間」と「途中解約時の費用」を口頭で確かめることです。この3ステップを踏めば、あとは好みの問題になります。
ここまで数字を並べてきて思うのは、2社の差は優劣ではなく設計思想の違いだということです。空間と体験に投資したブランドと、店舗数と価格に投資したブランド。どちらを選んでも、通わなければ結果は同じです。1年後も続けられそうなほうを選んでみてください。
※本記事の料金・店舗数・規定は、日付の記載がないものは2026年8月25日時点で各公式サイトを照合した内容です。キャンペーン条件は変動が速いため、申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。効果の感じ方には個人差があり、記事中で紹介した口コミは投稿者個人の感想です。
参考: the SILK公式サイト/リントスル公式サイト/ピラティスK公式サイト/ピラティスミラー公式サイト/ルルト公式サイト/zen place pilates公式サイト/CLUB PILATES公式サイト/Pilates KASANE公式サイト
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